奥さん特集2007/10/19 07:08

■奥さんがなんかの恩返しに秋田の方から新米(あきたこまち)5kgを頂戴したので、さっそく土鍋で炊いてみました。お米が立つ、とはまさにこのことか、といくらいの立ちまくり状態。ひとつぶひとつぶが明確に独立して、つやつやふっくらです。巣の中で親に守られながら、ふわふわただよっている蛸の卵をそのまま土鍋の中にぎっしり詰めたよう。いいお米ってちがんだななぁ。豚キムチに温泉卵をまぶしたものをおかずに、通過していくご飯ののどごしを楽しみました。二人で三合食べてしまったのは、冬眠前の熊だから、ま、しょうがないですね。■奥さんのマイ箸を買いに、また新丸ビル「夏野」へ。持つところが漆で、先が繊細にけずられている素敵な朱色の箸を購入できました。朱色といっても闇夜にうっすら遠くの方に浮かぶ朱、という感じです。奥ゆかしいさが絶妙な味わい。ところで、前回もそうだったのですが、お店を出ると汗をびっしょりかいている自分に気づきます。箸を買うと緊張して汗をかく体質なのか、店員さん(前回も今回も同じ人)のもっている何かしらがぼくに汗をかかせるような作用をもっているのか、よくわかりません。でも、ぼくは後者だとひそかに思ってます。なんとなく、ですけれども。