中華鍋讃2006/07/28 07:49

中華鍋での料理は素敵だ。加賀屋の厨房で、きょうも炒め物担当のキラーカーン似おやじが格闘している。おたまと鍋、鉄と鉄がぶつかる、カッカッカッという音、どどどどっ、っと大量に入れる油、おもむろに放り込まれる材料、油通し、再度油、正式な炒め、ぐるんぐるんかえされる鍋、踊る材料、いつでもバーナー強火、ジャージャー・・・ああ、鉄と油と熱と音。日常から遠い、蒸気機関のいとなみ。 「すいません、焼きそばください。」とあんましお腹は減ってないんだけど、思わす注文してしまう。そんな魔力が中華鍋周辺にはあふれかえっておりました。