「M:I:3」2006/07/26 08:13

イーサンは大変だ。いつだってドキドキハラハラ、心安らかな時がなさすぎだ。でも、そういうことに自ら進んでいってるんよね、彼。「ダイハード」のマクレーン刑事のように、本人の意思とは無関係に渦中に引きずり込まれちゃっているのとは違うんだよね。行かないてもいいのに、ずんずん行っちゃう。少なくても最初のきっかけはそう。義理がたいのか、ドキドキするのが大好きなのか。自分を困難な状況に追いやって、アドレナリン出しまくってなんとか解決しちゃうのがたまらないのか。ホビット庄や、風の谷、ムーミン谷の住民生活にあこがれる傾向にあるあたしは、「どーしちゃったんだろ」と思う。でも、その「義理がたさ」「大好き」度合いがケタはずれで、しかもすんごいスパイ的頭脳、技術をもっている超人で、さらにかっちょいい男(たぶん)なので、エンターテイメント映画としては十分楽しめるわけです。2時間あまり途絶えることのない緊迫シーン、「またドキドキか~、ちょっとまったりしたなあ」と、あたし的不慣れな「ドキドキわんこそば状態」だったけど、度胸を鍛えるいい訓練としてがんばったのであります。